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小野 裕幸

小野 裕幸

出身地群馬県
出身校前橋育英高校、順天堂大学
生年月日1986年10月3日

陸上人生の中で一番きつかった小学生時代

—陸上競技を始めたきっかけを教えてください。

母校の小学校がスポーツに熱心で、5年生以上で素質がありそうな子を選抜し、専門的に競技へ取り組ませるような学校だったんです。自分も5年生の時に声をかけられました (笑)。その頃は少年野球もやっていたのですが、先生からは「陸上の長距離をやってみないか」と。

—小学生の頃から足の速さで頭角を現していたんですね。

校内で一番速いというだけで、県大会に出てどうこうというようなレベルではありませんでした。ただ、練習に関しては、僕の陸上人生の中でも一番厳しい時期だったかも知れません。「全力でこの距離を●本走りなさい」といったトレーニングをやらされてました。その頃に比べると、中学以降は好き勝手に練習させてもらっていますね (笑)。

—もし野球を選んでいたら今頃は盗塁王だったかもしれませんね。

野球ではあまり結果を出せず、小学生時代に「ちょっと違うかな」と感じていて、自分自身が輝けるのは陸上だと思ったんです。だから、陸上を続けていて、本当に良かったです。もし、陸上をやっていなかったら、親に言われるまま大学に行っていたでしょうし、そう考えたらちょっと怖いですね。

陸上競技とチームへの想い

—陸上の面白さとか深みというのをどういうところに感じていますか?

駅伝であっても、走るのは自分一人です。だから、結局は自分のことだけを考えていればいいですし、自分の結果を残すことがすべてです。駅伝も7人の選手みんながそれぞれ100点満点の走りをすれば優勝できるじゃないですか。周りがどうとかを考える必要がないのは楽ですし、シンプルなところが好きです。

—確かに駅伝はチーム競技でありながら、ある意味個人競技ですもんね。

例えば大学時代、チームが強くなるために「自分たちが何をすべきか」をミーティングで話し合っていたのですが、内心は「自分が強くなるためにやれることを、それぞれがやればいいじゃん」って思っていました。「何で周りに意見を求めるの?」って。

—穏やかな印象の小野選手ですが、結構ストレートですね。レース前はどうやってメンタルをコントロールされているのでしょう?

「自分はこれだけやってきたから大丈夫だ」と言えるような練習を、本番に向けていかにやり抜くかが重要なので、それができていれば「絶対走れる、大丈夫だ」と自分に言い聞かせます。もちろん、それでも緊張はしますが、少なくとも自分の走りはできますから。駅伝の場合だと、レースの10日位前から緊張しはじめますね。自分の結果が悪いと、自分だけの問題ではなくなるので。

—やはりチーム自体への注目度が高いですからね。小野選手から見て日清食品グループはどんなチームカラーですか?

選手一人ひとりが自立しているチームだと思います。「自分に何が必要か」ということをそれぞれがよく考えていて、他人に解決方法を求めるようなことが少ないので、僕にとっては理想のチームです。

プライベートタイムの過ごし方

—陸上選手の皆さんは、毎日規則正しく過ごしているようなイメージなのですが。

選手によって違うでしょうが、僕はヘンなところに細かいですね。部屋はなるべくきれいにしておきたいし、ハンガーなども同じものが並んでいないと気持ちが悪い。本もカバーが統一されていないとイヤなんです。

—インテリアも意識されているのですね。統一されたカバー (笑) の本は、どんなジャンルなのでしょうか?

伊坂幸太郎さんの作品なんかが好きですね。あとは漫画も読みます。最近は「アイアムアヒーロー」とか。

—読書のほかには、どのようにオフタイムを過ごされていますか?

練習が終わって部屋に戻ったら、音がしないのが嫌なので、すぐにテレビをつけます。深夜のバラエティ番組が結構好きです。休みの日には仲間と競馬場によく行きます。走っている馬はキレイですよね。あとはショッピングですね。

—小野選手に憧れる子供たちや学生の皆さんに向けてメッセージをお願いします。

陸上の長距離というのは、取り組み次第で誰でもある程度のレベルまでは確実に行けるスポーツだと思うんです。勝手なイメージかも知れませんが、野球などは持って生まれたものや技術の部分が大きな割合を占めるのに対し、陸上は技術よりも気持ち次第。練習すれば今までの自分より確実に速くなれるので、ぜひチャレンジしてほしいです。

—上手くなるには気持ちが大切ということですね。ありがとうございました。

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